日本に原発は必要か ②始まった原発政策の見直し

6.世界でも始まった原発政策の見直し  世界では、2010年時点で、31か国で442基の原子力動力炉が運転されており、発電設備容量は1970年には2000万キロワット強だったのが急速に増え、およそ3億7500万キロワットとなっています。 福島原発事故が起きた現在、世界の主要国で原発政策の見直しが始まっています。原子力先進国の一つといわれた日本でこうした事故が起こったということで、世界の原子力産…

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日本に原発は必要か ①開発の歴史と事故

 日本で最初の原子力発電が行われたのは1963年(昭和38年)10月26日で、東海村に建設された動力試験炉JPDRが初発電を行いました。 これを記念して毎年10月26日は原子力の日となっています。  又、日本に初めて設立された商用原子力発電所は同じく東海村に建設された東海発電所で、運営主体は日本原子力発電です。 原子炉の種類は世界最初に実用化されたイギリス製の黒鉛減速炭酸ガス冷却型原子炉…

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伊方3号機再稼働、隣県異議

1.伊方原発3号機が再稼働  四国電力は10日、伊方原発3号機(出力89万キロワット)を再稼働させると発表しました。 12日午前9時頃から制御棒を引き抜き、原子炉を駆動させるとのことです。 伊方3号機はプルサーマル発電対象機でMOX(ウラン・プルトニウム混合酸化物)燃料を使います。    2.伊方再稼働へ隣県異議  再稼働に先立ち、既に隣県18市町村(広島県:尾道市、高知県:須崎市…

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原爆と戦争 ③原発稼働は核の平和利用の衣をまとった核開発政策

 1. 原発も核製造設備の一部です。  マンハッタン計画で原爆の構造、必要な設備の一部についても説明しましたが、濃縮ウラン235(広島型)かプルトニウム239(長崎型)があれば原爆は製造可能です。 外国のメディアも「日本は核、核弾道ミサイルのいずれも即製造可能」との見方をしています。 その理由は発電用の原子炉自体が核爆弾製造設備でもあるからです。 ウランを燃焼させることで、プルトニウムが…

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原爆と戦争 ②広島と長崎への原爆の投下

 1.1回目の原爆投下  (8月6日 目標 1.広島 2.小倉 3.長崎  ガンバレル型ウラン235原爆リトルボーイ)     テニアン北飛行場1時45分に離陸したエノラゲイは、硫黄島に4時55分到着、他の2機(撮影機、観測機)と合流して5時7分出発、豊後水道を経て山口県上空で東に向きを変えた爆撃機(3機のB29)は広島上空で旋回し警戒警報を出させ、播磨灘に抜けたのが7時25分、警報解除…

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川内原発事故発生時の放射能汚染

◇ 九州大応用力学研究所の竹村俊彦准教授の研究チームが試算 先日、原発の再稼働について書いたばかりですが、5月18日の宮崎日日新聞1面にて「九州大応用力学研究所の竹村准教授の研究チームが試算し、福島第一原発並みの事故が起きた場合、放射性物質が飛散し、住民に計画的な避難を求めるレベルの汚染が九州の広範囲に広がる恐れがある」ことが発表されました。 事故発生が福島原発と同じ3月11日~25日で…

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原発の運転再開問題について

◇ 5月12日付 宮崎日日新聞くろしお欄から 非常に共感を覚えた記事でしたので紹介します。 内容は「納棺夫日記」の著者である青木新門さんが学芸総合誌「環」の「3.11と私」に寄稿している。高木仁三郎博士の講義録からの引用が紹介してありました。  ...青木さんが脱原発を訴える物理学者だった高木博士に会ったことがあって「原発のすべてを掌握できる人はいない」という話に衝撃を受けた。タービンや…

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